前回はパワーコードを弾いてみました。
そして今回は「ブリッジミュート」を弾いてみましょう!
【音源】
【ドラムオンリー】
【TAB譜】
このブリッジミュートも特にロックな楽曲を弾く上では欠かせないテクニックです。
バッキングや特にAメロで使われることが多いですね!
それではしっかりマスターしていきましょう!!
ブリッジミュートの表記は音符の上に「M」と表記されていればブリッジミュートです。
このTAB譜ですと8小節の3拍目までずっとMで括られていますね?
こういった場合はずっとブリッジミュートが続くということです。
TAB譜によっては「P.M.」表記されたりもしますが、奏法としましてはどちらも変わりません。
サウンドがわかりやすいようにアンプのGAINを上げ、ドライブサウンドで弾いてみましょう!
ピッキングは全てダウンピッキングで弾いてください!
それではブリッジミュートの注意点、ポイントを見ていきましょう!
ポイント
「ブリッジミュート」とはギターのブリッジという部分に右手を置いたまま弾く奏法です。
そうすると「ズンズン」といった音が鳴りますね?それがブリッジミュートのサウンドです。
画像の赤で囲った部分をブリッジに当てます。
そして当てる部分は画像の赤枠の部分、つまりブリッジのサドルの部分に右手を乗せていきます。
そして気をつけてほしいポイント。
画像はブリッジミュートの手を置く場所の悪い例ですが
・ブリッジより、後ろに手を置かない
・ブリッジより前に手を置かない
この点に注意してください。
画像はあくまで極端な例ですが、置く場所が悪いと、
ブリッジミュートではなく単純にミュートされた音がなってしまう、
もしくはブリッジミュートではなく普通に音がなってしまうことになります。
弾き方
前回のパワーコードのように普通に肘を支点に動かし弾くのとは違い
ブリッジミュートは右手をブリッジにおいて固定したまま弦を弾く
という始めのうちはなれない弾き方をします。
ではどのように弾くのが良いのか?
先に悪い例の説明ですが、「親指だけを動かす」というのはやめておきましょう。
このブリッジミュートの場合は手首を使って弾きましょう!
親指のみで弾いてしまうとブリッジミュートのエッジ感がなくなり
リズムもモタって聞こえてしまうことにも繋がります。
ブリッジミュートとの切り替え
【音源】
【ドラムオンリー】
【TAB譜】
抑える場所、音、ピッキングは先ほどと全て同じです。
ですがこのフレーズでは、ブリッジミュートで弾く部分とそうではない部分で分かれています。
曲中ではブリッジミュートだけで弾くようなフレーズもあれば
このようにブリッジミュートを一部だけする部分といったパターンがあります。
右手はブリッジから離しすぎない
ブリッジミュートをした状態から切り替えてまた瞬時にブリッジミュートに切り替えるというパターン。
こういった場合画像の青いラインのようにブリッジから高く右手を離してしまいますと
戻るときにブリッジミュートをするポイントがずれる可能性。
またさらにテンポが速くなるとこの高さだけフレーズに追いつけなくなるという問題も出てきます。
ギターはこういった無駄な部分をどんどん無くしていくとフレーズの効率化、
さらにはピッキングフォーム等の見た目の面でも良い結果を生んでくれます。
ですのでブリッジから右手を話す場合は赤いラインのようにできるだけ低く、
無駄のない動きを心がけていきましょう!
そして切り替えのパターンに初めは慣れないと思います。
ですのでまずはものすごくゆっくりから初めて徐々にテンポをあげていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブリッジミュートは書いた通りロックにおいては欠かせない奏法ですね!
ロックな楽曲をコピーしたりもしくは作ったりする場合の頻度はかなり高いです。
ですので皆さんの好きなロックバンドにも必ずと言っていいほど使われているはずですので
そういった部分にも耳を傾けて聞いてみると良いですね!