たくさんの練習することがあるギター。
そこでまずはこのドレミファソラシドを弾いて見ましょう。
なぜこのドレミファソラシドをまず弾くのか。
・ピッキングに慣れる
・弦の間隔、弦の移動に慣れる
・指を動かすことに慣れる
という点ですね。
【課題曲】
【ドラムオンリー】
【TAB】
このフレーズは画像左のネックを包み込むようにして弾くロックフォームで弾いて見ましょう。
逆にネックの裏側辺りに親指を置き、そこを支点にして弾くフォームをクラシックフォームと言います。
まずは全てダウンピッキング(オールダウン)で弾いていきましょう!
もしTAB譜の読み方がまだ分からなければこちらを参照しながら弾いてみてください。
それではこのドレミファソラシドを弾いていきましょう!
ポイント
それではドレミファソラシドを弾く上でのポイントを見ていきましょう。
今後も大事なことや弾く上で大切なことですのでしっかり覚えてください。
まずはゆっくりから
どんなフレーズにも言えますが、まずはテンポ関係なく、
弦を押さえる場所、ピッキングする弦を頭で覚え、指に覚え込ませていく。
そしてイメージとしては指が勝手に動くようにして少しずつテンポを上げて目標に近付けていく練習法が基本です。
弾けないフレーズを弾けない速さで弾いてしまうのはフォームが崩れたりする原因にも繋がります。
ですのでまずはしっかり確認をしながらゆっくり、徐々にテンポをあげて弾いていきましょう。
ピックは弦に対して平行
この弦に対してピックを平行に当てる。これもとても重要です。
弦を平行に当てることにより音もクリアで抜けの良いサウンドに繋がります。
そしてピックキングの次の動作に移る無駄も最小限に抑えられるのです。
次の弦の上で指を待機
この最初の1〜2小節、赤枠のポイントで解説をしていきたいともいます。
5弦の3フレットの次は4弦の開放弦つまり何も押えないところを弾きますよね?
その4弦の開放弦を弾いている時にはすでに次の動作、つまり中指で4弦2フレットを素早く押えるために
4弦2フレット上で中指を待機させておくのです。
なるべく弦と指の距離は短くしてください。
弦と指の距離が長いとバタバタした汚い運指、そして次の動作に無駄が出てしまいますので
最初の段階でこの感覚を身につけておきましょう!
下の弦でピックを止める
ダウンに関してのことなのですが、例えば最初の5弦3フレットの「ド」の音を弾いて
ピックを4弦に当てて止めましょう。
4弦を弾いたら3弦で止める、3弦を弾いたら2弦で止める、といったように他の弦でもこの動作に慣れて置きましょう。
オルタネイトピッキング
【参考音源】
【ドラムオンリー】
【TAB】
ダウンピッキングとアップピッキング、このピッキングを交互に行うことをオルタネイトピッキングと呼びます。
このピッキングは今後ギターを続けていく上で、最も出てくるピッキングといっても良いです。
そしてギターを続ける限りこのピッキングを使い、リズム練習、運指の練習することになるでしょう。
それくらい重要なピッキングなのです。
ダウンに慣れてきたらアップピッキングを交えてオルタネイトピッキングに慣れていきましょう!
押える指はダウンオンリーのTAB譜に記載してあるものと一緒です。
先ほどの述べたダウンピッキングでのポイントと基本的には同じです。
ですがオルタネイトでの注意点ももちろんございますのでそのポイントを見ていきましょう!
音の音量(音粒)を揃える意識
ギターを始めてのころはダウンピッキングでもなかなか上手くいかなくてもどかしかったりすると思いますが、
アップピッキングはさらに難しく感じるでしょう。
ですがどんな教則本だろうとなんだろうとアップピッキングからはやらせないということは
ダウンの方が簡単だってことですね。
ですので簡単でしっかり鳴らしやすいダウンピッキングの方に耳がいってしまいがちですが、
ここではアップピッキングをしっかり鳴らすことに重点を置きましょう!
そしてオルタネイトで重要なのがダウンとアップ、両方が同じ音量、音粒で弾くということです。
ですので最初は練習フレーズを弾くのではなく、例えば5弦の3フレット、つまり「ド」の音
そこだけをオルタネイトピッキングして感覚を掴み、徐々に弦移動していくのが良いでしょう。
オルタネイト時のピッキング幅
今後オルタネイトピッキングをしていく上でやはり悩む所である速く弾くという点。
例えば赤の枠の部分、この部分は同じ弦で0-2-3と連続していますが、
このピッキングする幅を出来る限り狭めて無駄を無くす。
幅が大きければ音圧や音量もちろん稼げますが、こういった機械的なトレーニングでは
そういった部分を詰めていきましょう。
そして青枠の部分、ダウン後にアップピッキングは別の弦を弾く、という最初は難しい動作がいきなりきますね?
その部分も最初は大きい動作で構いません。
まずはダウンして別の弦をアップで弾く動作に慣れてください。
そして徐々に小さい動作で無駄のない動きにしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ただ「ドレミファソラシド」を弾くだけでもこんなにも気をつけなければいけないことがあって驚くのではないのでしょうか?
たかがドレミファソラシドを弾くと思わず、
今後影響する、覚えなければいけないことが詰まっているのは確かです。
ですので慌てず、ゆっくり着実に時間をかけてピッキングの感覚をここで身につけていきましょう!!